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「幼稚園の選び方は幼児と保護者一人一人の考え方や環境により何を重視するかは正に千差万別です。
ここには、『幼稚園-ABC』というホームページの筆者が考えた幼稚園を選ぶときのポイントを簡単にまとめて掲載させて頂きました。
また、保育ingスタッフやその仲間が幼稚園を選んだときの理由も挙げてみました。参考にして頂ければ幸いです。
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お昼ご飯は幼稚園によって3つのパターンがあります。
・毎日お弁当
・毎日給食
・お弁当の日と給食の日がある
給食は、園内で作っている幼稚園と業者が作ったものを届けてもらっている幼稚園があります。
・お弁当のよいところ
手作りの親の愛情が子供に伝わることです。お母さんの顔が思い浮かぶ美味しいお弁当は、子供の心の安定につながるのではないでしょうか?
・給食の良いところ
みんなが同じものを食べるので、子供は嫌いなものも食べようと努力するようになることが多いようです。
また、準備や後片付けをみんなでするので、働く楽しさ、協力する大切さなども、日々身体で学べるようになります。
特に園内で作っている場合は、暖かいものが食べられますし、温かくて野菜のいっぱい入ったスープなど、お弁当では食べられないものも食べられます。
ただ、給食の場合、アレルギーを持つ幼児にはどのように対処してもらえるのか、よく確認する必要はあります。
また、給食施設が清潔に管理されているか、栄養士さんが献立を考えているかなども聞いてみる必要がありますね。
さて、あなたはお弁当派?給食派?
・バス通園の良いところ
通わせたいと考えた幼稚園が家から離れていてもバスで迎えに来てもらえれば通うことができる。
バスの中には3才児も5才児もいるので、縦の友達関係を楽しめる。
バスの外の街の様子を毎日見ることができる。
保護者の方にとっては自分の時間がたくさんとれる。
・徒歩通園のよいところ
保護者の方が毎日先生たちと顔をあわせ、コミュニケーションとることができる。
通園の道のりを子供と話をしながら通うことで親子のコミュニケーションを取る時間が増える。
お金がかからない。(もしかするとこれが一番のポイント!?)
さて、あなたはバス通園?徒歩通園?
・2年保育のよいところ
生活のリズムができ、日常生活が一人で十分できるようになってから入園できる。
入園前の貴重な幼児期を、親子一緒に過ごすことができる。
・3年保育のよいところ
早くからいろいろなタイプの友達と交流が持て、集団生活のルールが身に付く。
幼稚園に行く度に、年少のかわいい時期のたくさんの子供の様子が伺える 。
親離れ、子離れが早くからできる。
さて、あなたは2年保育?3年保育?
バス通園や給食と違い、園児の多い少ないに関しては、一般的に園児の数が少ない方が先生達に面倒を見てもらえる時間も増えて良いと考えられていると思いますので、保育ingでは、敢えて多人数の幼稚園のメリットを挙げてみようと思います。
多人数の園児を抱えていると、先生から声がかかる回数や、面倒を見てもらう機会が少なくなってしまう、というデメリットと考えられていることを反対に考えてみましょう。
面倒を見てもらえる機会が少ないことで、なんでも自分でやってみようという自立心がわく機会に恵まれます。
声かけは、大切なのは回数ではなく、質とタイミングです。大勢の仲間の前で先生に誉められることは、めったにないことだからこそ価値があり、心に残ることになります。
運動会などの行事では盛り上がり方も大きく、大勢で何かをする楽しさを経験できます。
生活や人間関係で、大勢の中で生活すればこそ身につく「よい生活を送る知恵」や「他人とうまくやる方法」などが体験できます。
現代は、子供が少ない家庭が多いので、親が1人の子供にかける時間も多くなります。
ですから、多人数の幼稚園でいろんなタイプの子供と接することを通して、自立心や協調性を養うというのも一つの考え方だと思います。
ただし、これはあくまでも一般論ですので、その幼稚園の子供達に対する教育方針が定まっていて、先生達に浸透していなければ、ただ人数だけ多い秩序のない生活になってしまうことは言うまでもありませんね。
また、少人数だから自立心、協調性が養われないなどということも決してありません。
大切なのは、幼稚園の教育方針がきちんと浸透していて、その教育方針に保護者の方が共感できるかということだと思います。
少人数幼稚園のメリットはみなさんが良くご理解していると思いますし、保育ingスタッフもその通りだと思いますので、意外と見えていない多人数幼稚園の良い所を挙げてみました。
幼稚園で我が子が怪我をしないだろうか。事故にあったりしないだろうか。親であれば誰でも心配なことだと思います。
安全を考えて遊具や備品の管理を徹底しても、怪我や事故は思わぬところで起きてしまうことがあります。
机の角に頭をぶつけることもあるでしょうし、危険なものが何もないところでも子供同士がぶつかって怪我をすることもあるかもしれません。
ただ、危険に対して幼稚園が最大限の努力をはらっているか、見学の時に確認できることはあります。
・壊れた遊具が未修理のまま放置されていないか。
・園庭に石ころが転がっていないか。
・洗剤などが子供の手の届くところにおいていないか。
・教室の中に折り紙や画用紙が出しっぱなしになっていないか。(子供が知らずに踏んで足を滑らせるかも)
・張ってある絵がはがれかかったままになっていないか。(画鋲が床に落ちているはず)
見過ごしてしまいそうな小さなことですが、このようなことに目が行き届かないということは、子供の安全はもちろん、身体や心のことに関しても、気が付かないことがあったりするのではないでしょうか?
保育ingスタッフとその友人たちが幼稚園を選んだ理由をピックアップしてみました。
真剣に考えた人、なんとなく勘で選んだ人、なーんにも考えずに決めた人、いろいろいました。
みなさんはどうでしょう?参考になるかな?
・園長先生の人柄に惹かれた
・見学に行ったとき、先生の対応が良かった
・保育内容が子供の性格にあっていた
・教育方針がぴったり合っていた
・親も一緒に楽しめるような気軽な雰囲気の園だった
・縦割り保育で、のびのびと個性を発揮できそうだった
・延長保育のあと家まで送ってくれるから
・園バスがすぐ近くまできてくれる
・給食がおいしそうだった
・先生とメールで交流ができた
・ホームページを使っての保護者との交流に熱心だった
・制服がカワイイ
・「これに力を入れています」というのがないのが気に入った
・通園バスがカワイイ
・畑がある
・園庭が広かった
・体操の先生がカッコよかった
・温水プールがあった
・保育料が安い
・園のまわりの環境も良かった
・園舎がきれい
・鼓笛隊があった
・歩いて通える
ざっと聞いただけでこれだけの理由がありました。
つまり、重視する点はひとそれぞれ、「こういう幼稚園を選べばいいんです」っていうのはないんですね。
ただ、納得のいくように、親としての考えや方針を事前に整理して、幼稚園の行事に参加したり、見学して、決めていくことが大切なのではないでしょうか?
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