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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動などおとなしい・いじわるされる・元気がない
幼稚園で、嫌な思いをした時、お友達に気持ちを伝えられない
私立保育園に通う5歳(年中)と1歳の母です。
娘と夜寝る時に必ず「今日は○○ちゃんにこういじわるされた」とか、自分が受けた苦痛を話します。

たいがいは、仲間に入れてくれないとか、お絵描きをへたくそと言われたり、お姫様ごっこでいつもお姫様は駄目!と言われるから王子役するとか...この年齢では良くあるトラブルです。

娘の性格は、園では活発で優しく人の痛みがわかる子でクラスの中では模範生らしいです。また嫌な事をはっきり言わず、嫌な事があると口しゃぶりで消化してしまう部分もあるとの事でした。家でも「私の子??」と思うくらいとても優しく母親想いの子ですので、園で嫌な事があっても言う子ではありませんでしたが、「パパやママには嫌な事や思った事をどんどん言っていいんだよ」と言うと糸が切れたかの様に泣き出し話してくれました。確かにささいな事ですが、本人にとっては傷ついていた様です。

園では、「嫌な思いをしたんだよってお友達に伝えてね」と言われますが、お友達に言う事ができないらしいのです。「なんでかな?」と聞くと「お友達が可愛そうだから」と言っています。
他の子供と比べると、言葉に敏感で、まだ純真さがたくさん残っています。(無知なのかもしれません)このままやさしい子であり続けてほしい一方、もっともっと強くなってほしいと願うのですが、娘にかけてあげる言葉が見当たりません。このまま見守るべきでしょうか。

(nonmana さん)


nonmanaさん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。
幼稚園というところ、様々な性格のお友達が集まって集団生活を営むところです。
これが大人なら、子どもの気持ちを汲み取って子どもに合わせることも可能ですが、子ども同士の場合、自我と自我がぶつかり会います。当然、自分の思うようにならないことだって多くなります。それが社会性を学ぶ基礎になっています。
このような場合、相手に手を出したりして、自分の思いを通そうとするお友達、大人(先生)に助けを求めるお友達、自分が我慢をしてしまうお友達、様々な対処を「自分なり」にしています。それが正しい対処法なのか。それが正解だったのか。それも後になってみないとわかりません。なぜそんな行動をしたのか…それも個性のなせる「技」なのかも知れません。

こう考えてみますと、nonmanaさんのお嬢様、他人の心の痛みがわかる優しい性格のお友達なのでしょうね。自分のことより他人のことを優先する、回りの状況がよく理解できる、そんな性格のお友達だと推測いたしました。
「優しさ」は時によってはマイナスに作用する場合もあります。優しいだけが良いことではない。時には厳しく接することが、相手にとっても最良の「アドバイス」になる場合もあります。でも、これだって様々な経験をした後だからできること。今、どうするのが最良か、ということを理解できる年齢ではないようにも思います。

私の園にも、体は人一倍大きいのに、気の優しい男の子がいました。お母さまは「これで大丈夫だろうか」とご心配されていました。
私は「心の優しさは教えて育つものではない。持って生まれたものだから、この優しさを育んであげてください」とお願いしました。
小学生になった今でも、幼稚園で生活していた時と全く同じ。優しくて他人への気遣いを優先する、心のやさしい子どもです。でも、先生が言ってもきかない子どもでも、彼がやさしく注意すると治まる。本当の意味での「リーダー」だそうです。

私の個人的な意見ですが、今はこの「優しさ」をそのまま伸ばしてあげることが一番ではないでしょうか。優しさは教えて育つものではない。今のままの優しい性格をすくすくと伸ばしてあげることが、どんなときでも、場面に応じた対処ができる「基礎」になると思います。

(アドバイザー:井上智賀)


nonmanaさん、こんにちは。土谷と申します。

きっと、すごく気持ちの優しいお子さんなのですね。
最後に、「このまま見守るべきでしょうか」というお言葉がありましたが、本当に、そのまま見守るべきだと思います。

思い通りに行かない、人間関係の難しさを、少しずつ学んでいる時期なのでしょう。
「嫌なことは何でも話してね」と言って、話を聞いてあげるのはいいことですが、「そうかー、それは嫌だったね」、というふうに共感してあげるだけで充分だと思います。
「嫌なことは話したくない」というのも、人間として自然な心理ですから、こちらの方が深刻になって、詳しく話を聞きだそうとしたりするのはあまりいい方法ではないかな、とも思います。

とはいえ、自分の子どもが嫌な思いをしていると思うと気になりますよねー。
私だって、ケンカしているのを見るとすぐに「うちの子の方がいじめられてるんだ!」と思ってしまいます。
でもそこはグッとがまん。
いつまでも、かばってあげるわけにもいかないし、かげながら応援することしかできません。

お子さんも、少しずつ自分の気持ちを伝えられるようになると思います。
あまり親があれこれと心配しすぎて、被害者意識の強い子どもになってしまっても困ります。
嫌な目にあったとき、誰かのせいにしようとするのはとてもカンタンなこと。(私も、ついついそうしてしまいますが)
お子さんの今の優しい性格を大切にしつつ、あまり小さいことにこだわらない、おおらかな心も育ててあげられるといいですね。

(アドバイザー:土谷美伸)




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